細田守の新作映画「未来のミライ」は「サマーウォーズ」と比べるな!
細田守の新作映画「未来のミライ」を公開初日に観てきました。
備忘録もかねて、鑑賞後の感想を書いていきます。
ネタバレはありませんが、面白いかどうかは分かってしまうので、
前情報を何も入れたくない方はここで読むのをやめたほうがいいです。
「未来のミライ」作品情報
【公開】
2018年7月20日(日本映画)
【監督】
細田守
【声優】
上白石萌歌、黒木華、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治
【概要】
「時をかける少女」、「サマーウオーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」という大ヒットアニメ映画を手がけてきた細田守監督のオリジナルの長編劇場アニメ。
妹が生まれて赤ちゃんがえりしてしまった四歳児のくんちゃんが、わがままを言って家を飛び出すと様々な不思議な現象が起き、彼を冒険へと誘う…。
上白石萌音の妹、上白石萌歌が声優に初挑戦、くんちゃんの声を担当。
両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司、ひいひいじいじを福山雅治が担当しています。
声優陣は豪華な顔ぶれですね。
Yahoo映画レビューでは酷評
僕が愛用している映画レビューサイト「Yahoo映画」ではかなりの低評価です。
他の作品と比べても明らかに低評価なことがわかります。
細田守作品のYahoo映画の点数一覧
- 時をかける少女 :4.08点
- サマーウォーズ :4.17点
- おおかみこどもの雨と雪:4.07点
- バケモノの子 :3.58点
- 「未来のミライ」 :2.53点
※5.00点が満点
僕は細田守ファンなのもあり個人的には結構楽しめたので、この点数はちょっと低すぎるなと感じますね。
たしかに「バケモノの子」から3年ぶりの新作映画とあって、観る前の期待値が高いという一面はあるかと思います。
また、「サマーウォーズ」や「バケモノの子」といった作品と比べると、家族をテーマにした作品なので一見地味な作風なので、わかりやすく面白い作品ではないことは確かです。
「サマーウォーズ」のようなバトルを期待するとちょっと肩透かしを食らうかもしれませんので、そういった期待を持って観ないほうがいいと思います。
一人で観るとつまらないが女子と観るのはおすすめ
個人的には楽しめたと言っても、本作は一人で観る映画としてはあまり面白くないです。
今までの細田守作品は一人で観ても十二分に楽しめる映画でしたが、「未来のミライ」は女の子と一緒に観て、こんな話をするのが一番楽しめるかと思います。
- 子どもの頃どんな子どもだった?
- 夫婦生活での理想の家事分担はどうかな?
- 将来こんな家に住みたいね〜!
あとはお子さんがいるご夫婦も、パートナーと一緒に観るといろいろ考えさせられることもあり、面白いと思います。
細田守映画の面白さランキング
今作の「未来のミライ」を含めた、僕の個人的な細田守作品ランキングは以下です。
細田守作品の面白さランキング
- サマーウォーズ
- 時をかける少女
- おおかみこどもの雨と雪
- バケモノの子
- 未来のミライ 本作
※クリックするとamazon videoの作品詳細ページに遷移します
※デジモンアドベンチャーやワンピースはタイプが違うので省いています。
もしまだ細田守作品を観たことがない方は、この順番で観るとがっつりハマれますよ。
細田守映画を見れる動画サービス
細田守作品は残念ながら「amazonプライムビデオ」や「Netflix」などの見放題動画サービスにはありません。
有料で観るなら「amazonビデオ」で観たいときにレンタルするのが簡単です。
もし無料で観るなら「dTV」が「サマーウォーズ」と「おおかみこどもの雨と雪」が9/30まで期間限定で見放題なので、ここで観ると良いかと思います。
「dTV」は31日間の無料お試し期間もあるので、この2つだけ観て退会すれば無料で観ることができますよ。
文庫本も出てるので興味のある方はどうぞ。
また、東京ドームシティで「未来のミライ展~時を越える細田守の世界 」という展示会もやっているようなので、こちらにも足を運んでみようかと思います。