「モテたい」なら恋愛工学、「モテモテになりたい」なら斎藤一人のモテモテ道。

BOOK Mote

巷では恋愛工学というものが流行っている。

恋愛工学とは、「進化生物学や心理学の研究成果」、「金融工学のフレームワーク」を使って、恋愛を科学することで女性を攻略するというものだ。

最近では漫画になったり、ドラマ化されたりと広く知られる存在になった。

ただ、恋愛工学は女性の間ではキモい存在として扱われている。

そういった女性は反射的に意見をしている部分も大きいが、たしかにナンパしてゲットした子の雰囲気がわかる写真をTwitterにアップしたりするのは、僕も正直どうかなぁとは思う。

一方で、恋愛工学はかなり有効にワークする側面もある。

恋愛初心者には恋愛工学は役立つが、「モテる」止まりになりがち

特に恋愛初心者で、「自分の行動のどこが悪くて好きな子を落とせなかったのか」など、フレームワークに当てはめることで、原因と対策が見える部分は非常に大きい。

恋愛工学の通りに実行していけばセックスすることには困らないだろう。

しかし、恋愛工学には欠点がある。

それは、有効にワークしすぎるがゆえに、己の魅力を高めることを怠ってしまい、小手先の技術のみで女性を落としてしまうということだ。

この落とし穴にハマってしまうと、肝心な自分の魅力が高まることはない。

これでは数十人の女性にモテることはできても、100人、1,000人以上の人からモテモテになることはできないだろう。

モテモテになりたいなら魅力的な男になる

僕は今は恋愛工学からは卒業しているのだが、それには理由がある。

それは、恋愛工学では「モテモテにはなれない」と思ったからだ。

僕の中の認識ではこうだ。

  • モテる:数十人の女性から好かれるが、自分のことを好きにならない人もいる
  • モテモテになる:老若男女、出会ったすべての人が自分のことを好きになる

単にモテたいだけという人は恋愛工学だけ行えば十分だ。

ただ僕は、モテモテになりたいと思ったのだ。

女性からもそうだし、子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで会う人すべてからモテたいのだ。

モテモテになると人生が最強になる

すべての人から好かれる魅力的な男になると以下の状態を作ることができる。

  • 会社でのマネジメントが楽勝になる
  • 商売をするにもお客様がたくさん来てくれる
  • 心から気を許せる友人ができる
  • 奥さんから一生愛される

恋愛工学を駆使してセックスをするというのも否定はしないが、そこで止まらずにやはり人間的な魅力を高めることでモテモテになりたい。

では、モテモテになるにはどうすればいいか?

その方法を具体化している本がこちらだ。

「モテモテ道」斎藤 一人

会う人会う人をすべてを自分のファンにする方法が書かれている本がこれだ。

斎藤一人さんは長者番付けで12年連続納税額10位以内という日本一の記録を保持している大商人だ。

彼は自他共に認める女好きだが、女性からもめっぽうモテる。

そんな斎藤一人さんが考えるモテモテになる方法がお弟子さんの宮本 真由美さんによって書かれている。

以下のような内容だ。

  • モテる男の3原則は①やさしい②強い③手が早い
  • モテるための「見た目」とは
  • どんな美人もやっつける最高の武器が「言葉」
  • いい人なのになぜモテないのか
  • モテる人とモテない人の違い

斎藤一人さんは神様が大好きなので、宗教のように誤解されがちで、本書にも「天之御中主」様といった神様も出てくる。

天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)

「古事記」や「日本書記」に登場する。日本開墾の際に一番初めに登場する神様のこと。

こういった話に慣れていない人は抵抗があるかもしれないが、「古事記」は経営者によく読まれる本としても有名だ。

僕も古事記を経営に当てはめる勉強会に参加していたりするし、毎日神社に参拝に行ったりもする。

何を信じるかは人それぞれだが、生きていく上でこういった話に触れることもたまには悪くないと思う。

そうは言っても、メインはモテモテになる方法が書かれているので安心して読んで欲しい。

まとめ

僕もそうだったから、恋愛工学にハマる男の気持ちはわかるが、それだけに頼ってしまうと本質的な魅力が高まることはないだろう。

ただ、斎藤一人さんのモテモテ道は、即効性という意味では正直「恋愛工学」に劣るだろう。

そのため、以下のようなステップで進むことが、モテモテ道を走れる最短の道になるだろう。

  1. 恋愛初心者の非モテの方は恋愛工学を入り口として短期的に女性にモテる
  2. 同時にモテモテ道を読むことで中長期的に魅力的な男になると良い。

みんなでモテモテになりましょう。

参考:恋愛工学関連の書籍