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必読マンガ!BLUE GIANT(ブルージャイアント)を読むと血が煮えたぎる

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BLIE GIANT(ブルージャイアント)というマンガをご存知でしょうか。

マンガとしてはとても珍しい、Jazz(ジャズ)を題材にした物語です。

僕はこの漫画を読んで、血が煮えたぎるように熱くなり、自分にもそんな血が流れていたんだということに気がつきました。

  • 仕事で毎日同じことを繰り返していて、人生がたいくつに感じている
  • やりたいことに対する壁を感じて諦めかけている
  • 最初から無理だと決めつけて何も行動できないでいる

そんな方にぜひ読んでもらいたいマンガです。

BLUE GIANT(ブルージャイアント)とはどんなマンガか

作者は映画化もされた「岳(ガク)」を書いている石塚真一(いしづかしんいち)です。

高い描写力と人間の感情描写が非常に優れています。
その石塚が2013年より「ビックコミック』で連載されている漫画が「BLUE GIANT」です。
BLUE GIANTはすでに複数の賞も取得しており、世間的にも傑作として評価されています。

  • JAZZ JAPAN AWARD特別賞
  • 第62回小学館漫画賞一般向け部門
  • 第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞
  • マンガ大賞2016年3位

あらすじ

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大(ミヤモトダイ)は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。
無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

ストーリーとしては単純で、主人公の宮本大が世界一のジャズプレーヤーになることを目指す漫画です。

高校3年生でバスケ部だった宮本大は、将来何をして生きていこうか迷っていました。

そんなある日偶然聴いたジャズの曲に心を打たれます。

ジャズに興味を持った大は、バスケ部の練習後にトランペットの練習を始めます。

毎日、毎日、川原でトランペットを吹き続ける大。

そうして、バスケ部の引退試合が終わり、今後の進路といった自分の将来を考える時期がきました。

「今の自分が夢中になってやれるのは、ジャズしかない」

今まではバスケに打ち込んできたので、譜面も読めなければ、楽器なんて演奏したこともありません。

また、高校3年生なので周りは進学や就職など、リアルで現実的な自分を探す友人もいましが、大にはそんなことは関係ありません。

大は自分の心が魅了されたジャズに真摯に向き合い、世界一のジャズプレーヤーとなることを目指していきます。

BLUE GIANTの魅力

圧倒的に熱くなれる

まず一つ目の魅力は、この漫画を読むと圧倒的に熱い気持ちになれるということ。

初心者の大ですから、最初は音を出すこと自体できません。

世界一のジャズプレーヤーを目指すと決めた大は、音を出す難しさ自体を楽しんでしまい、雨の日も真夏のかんかん照りの日も毎日吹き続けます。

僕らのような大人は、「自分には無理だ」「どうせやっても無理なら最初からやらない方がいい」といったようにやる前から決めつける癖がついてしまっていますが、大の純粋でまっすぐな気持ちを見ていると自分にもやりたいことをやっても良いんだという気持ちになります。

この大が練習を重ねたのちに、人前で演奏するシーンは本当に熱いです。

例えるなら、名作「スラムダンク」で、桜木花道が2万本のシュート練習をしたのちに、試合で強豪相手にシュートを決めた時のあの感覚が近いです。

話の展開はネタバレを嫌う僕なので、ここでは書きませんが、作品を通して熱い展開が待っています。

紙面から音が聞こえてくる

第2の魅力は圧倒的な描写力によって、紙面から音が聞こえてくる感覚になります。

これは僕がマンガを読みすぎて頭がおかしくなっているのではなく、力強い表現力によって本当にそう感じられてきます。

このマンガを読むまでは、女にモテるために「ジャズとかもたまに聞くかな」と答えていた僕ですが、これを読んでからはジャズ好きになりました。

作中では実際に存在する曲も紹介されますが、マンガを読んだ後はずーっと聴いていられます。

マンガを読んでいる最中も楽しい、読んだ後に曲を聴くのも楽しい。

二度美味しいマンガです。

作中に登場する曲の一覧はこちら(Naverまとめ)

読む順番

読む順番は以下の通りです。

1. BLUE GIANT(ブルージャイアント):1~10巻(完結)

2. BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアントシュプリーム):1~5巻(連載中)

タイトルが変わって継続するマンガの中には、駄作になってしまうものもありますが、その点はご安心ください。BLUE GIANTは第2部になっても圧倒的な熱量が続きます。

さいごに

BLUE GIANTは、漫画オタクの僕が連載中の漫画で発売を待ち望んでいる数少ない作品です。

スラムダンクのような熱さとエヴァンゲリオンのようなクールさを兼ね備えています。

もしかすると人によっては1巻は我慢が必要かもしれませんが、その後の面白さは保証します。

本当におすすめなのでぜひご一読を。読み終わったら感想もいただけると嬉しいです。